タイトル移管で大切なのは「移管ゴール」の明確化/TECH PLAY

イベント2018/05/31

こんにちは、広報の上原です。

4月27日、TECH PLAYで開催されたエンジニア向けのトークイベント「【20~30代向け】数百万人超のプレイヤーを抱えるゲーム運営ノウハウを大公開!ー長期運営を見越したシステム設計から、タイトル運営における落し穴の回避策、裏話までー」に、技術部部長の平岡洋祐とエンジニア4名が登壇いたしました。

ゲームが運営フェーズに入ったからこそ起こる「あるある!」な話、 長期運営をしているゲームだからこそ培われるノウハウや裏話など、実体験を踏まえてお話しさせていただきました。

この記事ではエンジニアの高野純知がお話しさせていただいた、『タイトル移管の裏話』についてレポートさせていただきます。

■タイトル移管の裏話

まずタイトル移管って何かというと、一般的には「運営中のゲームの運営権を移すこと」かなと思っております。ただ、弊社としては移管後もしっかり開発することをゴールとしています。

次にタイトル移管ってどうやるかというと、まず移管オーナーと、別会社でゴール等のすり合わせの実施します。そしてゴールを定義して、人員計画等を作成し、移管していきます。今回の話においてエンジニアのゴールは、開発難易度を目安に定義しました。

とあるタイトル移管の裏話ということで、「移管ゴールの明確化」についてお話しします。DeNA本社のゲーム運営を弊社に移管した時の話になります。
移管のゴールについて、当初は「B、Cレベルの開発ができること」「運用部分のリリースができること」としていました。開発レベルの定義はこのようになっています。


こう見ると、ある程度まで開発できてリリース作業ができればゴールだと考えられそうですが、それは違いました。B、Cレベルといっても人によって感じ方が違うし、何か問題あった時に対応できるか不安なところがありました。

なので、移管ゴールに具体性を持たせる必要があると考えました。

やったこととしては、移管後のチームの状態を想像し、目指すべきゴールを「移管前とクオリティを変えず、プレイヤーに楽しんでもらえるゲームを提供すること、また楽しんでもらうために移管後も機能開発をし続けられる体制を築くこと」と再定義しました。
次に、ゴールに対してどうすれば行き着けるかを掘り下げることで、移管タスクを洗い出しました。その結果、移管のゴールに向けて何をするべきかが明確となりました。

また、洗い出したタスクをこなす上で各タスクに対し、既存メンバーに状況を監視してもらい、定期的に既存メンバーとタスクの棚卸しすることで、定めたゴールに対してより適切なタスクをこなせるようにPDCA回してやっていましたね。

移管に限ったことではありませんが、ゴールの定義ってすごく重要だなと思ったと同時に、ゴールに具体性を持たせ、適宜ゴールを修正することも大事だということを感じました。

登壇資料
https://www.slideshare.net/DeNAGamesTokyo/dena-games-tokyo-97978813

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